「真の自由」を手に入れろ!

「書評:肩書き捨てたら地獄だった」Nomad315.

katagaki

 

 

『肩書き捨てたら地獄だった』

まぁ当たり前の話っちゃ当たり前の話…。

今日は挫折した元官僚が教えてくれる、

頼れない時代の働き方についてシェアしたい。



 

 

◆著者プロフィール◆

著者:宇佐美典也

1981年東京都生まれ。

東京大学経済学部卒業後、経済産業省入省。

電機・IT分野の国家プロジェクトの

立案などに携わる。

在職中に「三十路の官僚のブログ」で

自身の給料や官僚生活を赤裸々に公開して話題に。

退職後「30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと」

を出版。2012年BLOBOS AWARD新人賞を受賞。

現在はテレビのコメンテーターなどへも

活躍の場を広げている。

 

 

この本は、東大卒・元官僚、世間で言えば

完全に勝ち組エリートが肩書き捨てたら、

まったく世間に通用せず地獄を見たって話。

 

 

肩書き捨てたら地獄だった – 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 (中公新書ラクレ)

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(2014/12/17 23:56時点)

 

 

◆本書のエッセンスを3つピックアップ◆

1. 人生はドラクエと同じ。

つまりロールプレイングゲームだってこと。

 

 

はじまりは無力であった一人の若者。

ある日、王様から突然呼び出され、

「勇者よ!世界を滅ぼす魔王を倒せ」と

無茶な命令を言い渡される。

勝手に勇者に祭り上げられている…。

勇者になった覚えは若者にはなかったかもしれない。

 

 

若者は自分は勇者だと信じ、旅にでる。

灼熱の砂漠、凍りつく氷山、怪物が潜む森、呪われた沼地…。

その旅の中で若者は仲間を得る。

一緒に何度も困難を切り抜ける仲間。そうまさしく戦友だ。

時には大事な仲間の死にも直面する。

モンスターと幾度となく戦うことで若者はレベルアップする。

知らない土地に訪れては町の人から有益な情報を得る。

武器屋に訪れ、剣や盾などの装備を整える。

旅が進むにつれ、多くの経験を重ねることで

いつしか彼は本物の勇者となる。

そして最後には魔王を倒しこの世に平和をもたらすのだ。

 

 

肩書きを捨てた人生も同じだ。

新たな旅のはじまりなんだ。

あなたが勇者となり仲間を集め、より強大な敵を倒し、

生き抜かなければならない。

そこには『魔王を倒す』といった単純なミッションではなく、

もっと複雑で込み入ったものかもしれない。

あなたの使命を全うするための旅だ。

だが、それはまぎれもなくロールプレイングゲームと同じだ。

旅そのものなんだ。

 

 

2. セルフブランディングのコアは日々の仕事。

ブランドは突然には作られない。

 

 

ブランドというものは、そのバックグラウンドに

活動の実態、積み重ねがあってこそ成り立つものだ。

ある日突然、勝手に確立されるもんなんかじゃない。

それはあなたの過去の延長上にあるもの。

その方があなたにとっても無理がなく、

第三者から見ても理解いしやすいものだ。

わかりやすい肩書きを活かしたストーリーや

イメージほど受け入れやすいからだ。

 

 

あなたが肩書きを捨てた時に市場で通じる能力とは、

結局のところ退職前に普段何気なくこなしていた

当たり前の『仕事』に関わる能力なんだ。

 

 

3. 「自由の楽園」を目指し、訪れた「自由の地獄」

あなたは自由になりたいか?

 

 

私は自由になりたい。

人は皆自由になりたいものだろう。 

『自由』と書けば、そこには

好きなことをやれる。

何にも縛られない。

そんなイメージがついてまわる。

実際に肩書きを捨てれば、その時、

何に対しても責任を持たなくてよくなる。

 

 

だが同時に誰もあなたを守ってくれない。

あなたが組織が作ってくれたセーフティネットから

飛び出したのだから。

そこは孤独で、社会から疎外されて世界。

すべてが自己責任で、お金を稼ぐ能力がなければ、

貧乏で惨めな生活を送らざるを得ない。

そう、肩書きを捨てその先で待っていたのは、

『自由の楽園』ではなく『自由の地獄』

だったわけだ。

 

 

安易に自由を求めてはいけない。

自由を享受できるのは、そのために準備し戦い、

生き残った者だけなのだ。

 

 

◆最後に◆

アイルトン・セナは最高のF1ドライバーだった。

だが、彼が砂漠を爆走するダカール・ラリーに出て、

優勝できただろうか?おそらく無理だろう。

 

 

なぜか?

舗装された道を走るレースと、

道なき道を走るレースとでは、

同じレースでも、必要とされる能力が全く異なるからだ。

 

 

東大卒・元官僚、これは舗装された道を

最速で走ってきた人達。

たしかに優秀で勝ち組かもしれないが、

舗装されていない砂漠では何もできない。

そこでは地獄を見るだろう。当然だ。

 

 

あなたが今走っている道は

舗装された道か?それとも舗装されていない道か?

そして、今後走ろうとしている道は、

どちらだろうか?

 

 

もし舗装されていない道を進むのが、

あなたの使命と言い切るならば、

十分に準備し臨むべきだろう。

 

 

今日はこれまで。

 

 

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  1. 2015年 4月 25日
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