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「書評:与沢翼 秒速で転落した真実」Nomad294.

2014-07-27 00.41.10

 

 

『秒速で1億稼ぐ』とか言っていた

与沢さんがなんと、

今度は、秒速で転落してしまった!

どうやら3億円の税金が払えないらしい。

    『それって3秒あれば 稼げるんじゃない?』 そう思ったのは私だけ? 計算間違っていないよね? 今日はそんな与沢さんの 新書『告白』の書評をシェア。 ちょっとネタバレあるので注意ね。     ◆著者プロフィール◆ 著者:与沢翼 1982年生まれ。 早稲田大学卒。 フリーエージェントスタイルの 代表取締役会長。 2005年、大学4年次に 学生起業しわずか3年少しで 月商1億5千万円の会社に成長させる。 しかし6年目に倒産。 その後2011年9月、 10万円の資金でネットビジネスに参入し、 わずか半年で7億円を稼ぐ。 2014年4月26日、 年間5億円の経常利益を出しながらも、 3億円の税金が支払えず資金ショート!     この与沢さん、いわゆる 『ネオヒルズ族』ってヤツ。 ネットや電車内の広告など メディアにかなり露出していたので、 あなたも一度くらいは見聞きしたことが あるんじゃないだろうか?     ロールスロイスなどの 高級外車を複数持ち、 住まいは都内の高級マンション。 毎晩、六本木や銀座でキレイな ねーちゃんをはべらして、 一晩で数百万円も使ってしまう、 超バブリーなイメージ。     そういう私も、 名前くらいは知っている。 どちらかと言うと、 与沢さんに対しては、 ネガティブなイメージを持っている。 正直、直接お話したこともないので、 勝手にネガティブなイメージを 持つって言うのも、 当の本人にとったら、 迷惑な話だろうが(笑)     彼の売る高額なネットビジネス塾や、 情報商材に対して、 詐欺/詐欺まがいだとして 『被害者の会』なるものも あるらしいからね。 まっとうなビジネスをしていたら、 それが社会に貢献し、 付加価値を出していたら、 そんな会はできないわけで。     『秒速で稼ぐ男』、 時代の寵児ともてはやされた与沢さんが、 こんどは破産宣告? もうねアホかと(笑) いや、ここまで来たら、 アホ通り越してあっぱれやわ。 これ、私の素直の感想。 端から見ている分には むしろ感心するレベル。 まぁ当事者には 絶対なりたくないけれどね。    

告白

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    彼に対しては賛否両論 あるだろうけど、 成功と失敗の振り幅が ここまで大きいのも、 なかなか珍しいんじゃないだろうか?     閑話休題。書評に戻ろう。     ◆本書のエッセンスを3つピックアップ◆ 1. すべては虚構。 与沢翼という高コストの ブランディング戦略の破綻。     2. マネジメントコントロールのミス。 ずさんな経営管理と部下の裏切り。     3.  組織はトップの器以上に大きくなれない。  すべてはトップの責任。 それ以上でもそれ以下でもない。     まず、1つめ。 彼のそして彼の会社である フリーエージェントスタイルの ブランディング戦略は至ってシンプル。     ブログやFacebookのメディアを使って 羽振りの良さをアピール。 ロールスロイスや高級マンション。 一本何十万円もするシャンパンを 何本も空ける。もちろん、 周りにはキレイなホステスや レースクィーンをはべらしてだ。     それを見た情報弱者な 一般市民は、彼に憧れ惹かれる。 当然、彼に興味を持つ。     そこで高額なネットビジネス塾や、 情報商材を売りつける。 この塾に入れば、この商材を買えば、 あなたも与沢翼のようになれますよ、 と。 今だけですよ、 今しかチャンスはありませんよ、 と、焚き付ける。 そして情報弱者は塾に入り、 商材を買うわけ。     ただし、 このブランディング戦略には、 決定的な欠点がある。 それは世間の注目をキープするのに、 非常にコストがかかるってこと。 ずっとおなじ高級外車に 乗っていても新鮮味はない。 ずっとおなじ高級マンションに 住んでいても話題性はない。 だから、より世間の目を惹き付けるには、 高級外車や高級マンションの 数を増やしたり、もしくは、 海外に派手なバカンスに行くなど、 よりお金のかかる方法を取らざるを得ない。     結果、ブランディングコストは あがり続ける。 そう破産するその日までだ。 まるで、ネズミが死ぬまで 回し車のなかを走っているかのようだ。 どこまで行っても ゴールはないラットレース。 唯一のゴールはネズミが死んだとき…。 与沢翼のブランディング戦略は、 まさにこれだったのだ。     次に2つめ。 これはマネジメントコントロールのミス。 マネジメントコントロールって言うのは、 海外のMBAでも授業で取り上げられる、 経営において非常に大事なコンセプト。 日本では馴染みの薄い考え方で 正直、教科書やテキストもほとんどないけど。     結局、トップである与沢さんが、 部下をコントロールしきれていなかった、 ということ。     マネジメントコントロールには、 ・アクションコントロール ・リザルトコントロール ・ピープル/カルチャーコントロール と大きく3つある。     詳細な説明を書き出すと、それだけで 何エントリーも書けちゃうので、 詳しく知りたい方は下記のテキストをご覧あれ。    

Management Control Systems: Performance Measurement, Evaluation and Incentives (Financial Times (Prentice Hall))

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    まぁ、要するに与沢さんは、 経営者として必須の 現場を動かすコンセプトさえ 知らなかったということだ。     3つめ。 組織はトップの器以上に大きくなれない。 これはJAL名誉会長、 稲森和夫氏の言葉。 与沢さんはお金を稼ぐことに 長けていたけど所詮そこまで。     それも情報弱者から お金を騙しとるに近い形。 事実として詐欺があったかどうかは わからない。しかし、 情報弱者の方々が『詐欺まがい』 の印象を持ったのは事実だろう、 だからこそ、被害者の会なるものが 結成されたのでは?     結局、本来ビジネスにあるべき、 『社会にどんな貢献ができるか?』 というミッションが欠けていたわけだ。 彼には『公』的な考え方はなく、 お金を稼ぐという 『私』的な考えしかなかったのだ。 実際、彼のビジネスはどんな付加価値を 社会に与えることができたのだろうか? 私にはわからない…。     ◆最後に◆ ツラツラと言いたいことを 書いてきたけど『失敗談』としてみる この告白本は素直に面白い。 個人的は与沢翼の著書では ベストだと思う。 次回は、半年後くらいに復帰本が出て、 その一年後にまた倒産本が出るのだろうか?(笑) そんな気がしてならない。     ちなみにこの与沢さん、 現在かなりお忙しいはずで、 心身ともに疲れ切っているのでは? でも、なぜか表紙の写真は マルマルと太られたまま…。 彼くらいの人物になれば、 今抱えている問題など、 きっと大したことはないのだろう。 その図太さはまさに脱帽もの(笑)     今日はこれまで。    
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