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「アドヴィックス刈谷工場爆発とトヨタ生産方式の普遍」Nomad336.

aichi

 

 

自動車のブレーキ部品を作る

アドヴィックス刈谷工場が5/30に爆発事故。

この事故で負傷者もいるとのこと。

これによりトヨタは国内の生産ラインを一部休止。

部品が供給されないと当然、クルマを作ることができないわけで。

今のところ海外の生産ラインには影響がなさそうだが、

今後はわからない。

いざとなったら国内から海外へ航空便で荷を運ぶなどの

強行手段もありそうだ。

コストは船便と比べものにならないほど高いが、

生産ラインをストップしたままにするよりははるかにマシ。



 

 

2016年に入ってトヨタの大規模ライン停止はこれで3回目。

愛知製鋼の爆発、九州熊本の地震、

そして今回のアドヴィックス工場の爆発。

トヨタのTPSなる基本コンセプトの手前、

「ムダな在庫」は抱えない。

在庫は極力減らすため少しでも部品供給が遅れれば、

生産ラインは停止してしまう。

異常があればすぐにラインが止まる。

トヨタ生産方式の弱点と、よく

今回のような大規模なライン停止で議論される。

弱点でも何でもなく、そう言うコンセプトで

ライン設計しているので当然の話。

むしろこれだけの規模の部品供給不足で

ラインが通常稼働している方が、

トヨタの役員含め上層部からお叱りを受けるだろう。

『止まらないラインは非常によいか、

非常にまずいかどちらかだ。

たいがい後者だが…』

かつてトヨタ生産方式の伝道師と呼ばれた方が

そう言っていた気がする。

 

 

だからと言って、トヨタが緊急時のために在庫を余計に抱えるか?

否。

そんなことは絶対にしない。

それは極端な話、毎週教会に行くキリスト教徒が、

自宅の近くに新しい神社ができたからそちらに行く。

それくらいのこと。

そもそも宗教が違う。

そもそも考え方が違う。

そもそも価値観が違う。

 

 

トヨタもトヨタ生産方式も同じ。

それはある意味、宗教チックで、

基本的な考え方で、そして脈々と受け継がれる価値観だ。

例えば爆発が起きてサプライヤーからの部品供給が滞るならば、

そもそも爆発が二度と発生しないように対策を打つ。

源流に遡って手を打つ。

それでも、もし仮に不幸な事故が発生してしまったら…。

一刻も早く復旧させる。

そのために過去の知見を蓄積している。

 

 

今回のケース含めて大規模な異常の発生は、

(もちろん異常を未然に防ぐのが第一だが)

トヨタ生産方式が機能しているか?

それを試されているのかもしれない。

そしてトヨタ生産方式の普遍性に

影響を与えるものでは決してない。

 

 

今日はこれまで。

 

 



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